経口補水液は倒れた人が飲むものであって、熱中症予防のためではない。日体大の杉田正明教授
しかし、この休憩後に足をつるなどの問題が発生しました。
日本体育大学の杉田正明教授は、クーリングタイムの効果や適切な活用方法についての記事です。
熱中症予防に効く意外な「モノ」 暑熱対策のプロが提言 甲子園
毎日新聞 2023/8/11 11:00
https://mainichi.jp/articles/20230810/k00/00m/050/424000c
◆体を冷やしすぎて、そうなったとは考えにくい。汗によって水分とともにミネラルが体内から出ることで、筋肉のけいれんを起こすなどの熱中症の症状が出やすくなります。
――手軽に飲めて効果的なものはあるでしょうか。
◆熱中症予防には塩分だけでなく、カルシウム、マグネシウムなどを適切に含んだ水分を取ることが効果的です。経口補水液は倒れた人が飲むものであって、熱中症予防のためではない。経口補水液は飲み過ぎると血圧が上がるなどの健康被害が生じるリスクがあり、心配です。
粉末飲料の「トップランナー」には予防に重要な栄養素がしっかり入っています。他の市販されているスポーツドリンクも一定の効果はあります。
また、だしを取ったみそ汁を飲むのもいい。塩分、カルシウム、マグネシウム、ビタミンなどが豊富な赤みそで作ったもの。暑いと飲みにくいので、冷やした「アイスみそ汁」を飲むのもいいかもしれない。試合中だけでなく、朝、夜にしっかり飲むことも大切です。
体重が2%以上減少している場合は脱水症状の兆候とされるため、試合前とクーリングタイム中に体重を計ることも重要らしいが、ちょっとめんどくさいな。。